26Aug2019

あなたは大丈夫？隠れ糖尿病が急増中！？「名古屋市昭和区パーソナルトレーニングジムが教える」

みなさんこんにちは！名古屋市昭和区パーソナルトレーニングジム看護師のYUIです！

あなたは隠れ糖尿病って知ってますか？健康診断では見逃されることが多く初期は自覚症状もないことが多いので怖い病気です。

それでは、今回は隠れ糖尿病についてお話しますね！

そもそも糖尿病って何？

糖尿病は、インスリンというホルモン物質が十分に働かないため、血液中のブドウ糖（血糖）が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンであり、血糖を一定量に保つ働きがあります。高血糖状態が続くと、腎症や神経障害、脳卒中など様々な合併症を引き起こします。特に腎症が進行すると腎不全になり、末期になると人工透析が必要になってきます。

「1型糖尿病」

1型糖尿病は先天性であり、インスリンがほとんど分泌されなくなるため、血糖値が高くなり注射でインスリンを補い血糖値を下げる必要があります。主な症状は普段より喉が乾く、頻尿、急激な体重減少、疲れがひどいがあり、症状のほとんどが突然現れます。

「2型糖尿病」

インスリンの分泌が少ないもしくは、インスリンが効きにくいことによって血糖値が高くなります。2型糖尿病は最も一般的な糖尿病で、大体の方はこのタイプです。主な症状は、疲労感、頻尿、目がかすむ、切り傷やその他皮膚の傷が治りにくい、空腹感や喉の乾きがひどくなる、感染症によくかかるなどがあり、初期の段階では自覚症状が全くないことが多く、症状がゆっくりと現れるので気付きにくいのです。2型糖尿病は太り過ぎや運動不足、遺伝、40歳以上の方が原因で起こりやすいです。

じゃあ隠れ糖尿病って何？

隠れ糖尿病とは、定期的に健康診断を受けていても気づく事のできない糖尿病です。病院や健康診断で採血をするときは、空腹時に行い血糖値を測り糖尿病かどうか診断されますが、空腹時に血糖値が高い場合はすでにかなり進行している可能性があるのです。隠れ糖尿病の場合は、食後2〜3時間の間だけ血糖値が上昇することが多く空腹時の血糖検査だけでは見逃されてしまいがちなのです。

隠れ糖尿病の方は全国で1000万人（約10人に1人）いると言われており、糖尿病は中高年で肥満がちの人がなりやすい病気だと思われていますが、インスリンの分泌量が少ない、分泌反応が遅いなどの作用不足で起こる隠れ糖尿病は、遺伝も関連することから痩せている人や若い人にもなる可能性があります。

隠れ糖尿病は運動でわかる！？

運動中の「めまい」「寒気」食事管理中「めまい」「吐き気」は、インスリンの不規則な分泌により引き起こされます。

これらの症状は、インスリン分泌の乱れで、必要以上に血糖値を下げてしまっている時に発症します。あなたは運動後や食事管理でめまいや、吐き気、食欲不振に陥っていませんか？このような症状がある場合は、すぐに医療機関での診察をオススメします。

実際、リアでもパーソナルトレーニングを受けていただいているお客様の中にトレーニング時の異常で「隠れ糖尿病」を発見した事例は多数ございます。隠れ糖尿病は年齢問わず食生活の乱れで発症します。若いから大丈夫！健康診断でオールAだから大丈夫！飽食の時代と言われる現代では、それらの基準を参考にするのではなく、日常の運動習慣、食事習慣の見直しがとても重要となります。